この製品は1993年に某通信機器メ−カ−取り扱い業者の方から『携帯電話のバッテリ−の寿命を計測したいのですが。』という相談を受け、設計から製作まで手がけた製品です。



特徴


これは、二次電池の寿命をチェックするものです。完全放電せずに充電を繰り返したため起こるメモリ効果が起こっている場合は、復帰させる事もできます。

二次電池の寿命のチェック


ノ−マル充電にて充電完了したバッテリーを1C(Cは1時間率で表した電流値です。)で放電し、1時間放電できる事で寿命のチェックを行います。


メモリ効果


メモリ効果とは、放電終止電圧を高く設定されている機器や毎回浅い放電レベルで充電を繰り返し行った場合、その後の完全放電で放電半ばから電圧低下が起こりうる現象です。 これは容量自体が失われたわけではない為、一旦深い放電をする事で放電電圧はもとの状態に戻ります。


前のページへ